• 048-948-1133 専用駐車場4台・駐輪場あり
  • 〒341-0044 埼玉県三郷市戸ヶ崎2丁目38-2

アレルギー科

アレルギー科で診療する
主な疾患

花粉症

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スギ花粉症は日本人の25%程度が悩んでいます。スギ花粉にアレルギーのある方は、ヒノキ花粉にアレルギーがある頻度が高い場合もございます、初夏はカモガヤ、秋はヨモギやブタクサなどです。またハウスダスト、ダニは一年中悩まされる鼻炎の一つです。掃除の後、鼻がつらくなる経験された方もおいででしょう。

検査・治療について

当院では、耳鼻咽喉科で鼻鏡、内視鏡により鼻腔を観察し、処置を行います。また点鼻薬や抗アレルギー薬、ヒスタミン薬が適応です。またアレルギー検査で3+以上のかたは舌下療法を是非お勧めいたします。代表的なスギ花粉症に関しては、スギのエキス(シダキュア)を舌下して、身体に免疫をつくっていく、舌下免疫療法の保険適応が長期処方も可能になりました。
春だけでなく、夏も秋も冬も、1年中、しかも3~5年の長期治療が必要になりますので、開始する前にご説明致します。完治率は20%程度ですが、80%程度の患者様は、花粉症の症状が楽になったとおっしゃいます。またダニアレルギーの方はダニのエキス(ミキテュア)が適応です。
お子さんから使用可能です。また重症のアレルギー性鼻炎の方にはバイオ製剤も適応です。

重度な花粉症・アレルギー性鼻炎の方(バイオ製剤・注射薬ゾレアによる治療を受けるには)

ゾレア®(一般名:オマリズマブ)はスギ花粉に対するIgE抗体と結合し、アレルギー反応を引き起こす様々な物質の産生・放出を抑えることで花粉症を改善させる治療法で、非常に重いスギ花粉症の方が適応となります。ただし、以下の条件を満たしている必要があります。

  • 重症または最重症の季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)で前スギ花粉シーズンでも重症な症状があった
  • スギ花粉抗原に対する血清特異的IgE抗体がクラス3以上
  • 12歳以上
  • まず初回診察、重症か否か、アレルギー採血検査を行います→花粉症の治療 重症度に合わせた治療を行います。効果がない場合はゾレア注射の適応です。
  • 投与量・投与間隔は、血清中総IgE濃度と体重によって決まります。
  • 決定した量のゾレア®を4週間または2週間ごとに皮下注射します。
  • 1回あたりの投与量は下記法のように75mg〜600mgとなり、健康保険使用可能です。
  1. ゾレアの投与量/投与間隔と自己負担額の決定
  2. 初回投与日
    • ゾレア投与
      ※ゾレア投与量決定後、ゾレア投与の実施は4回目の受診時になることもあります。
    • 併用する抗ヒスタミン薬の処方
  3. スギ花粉シーズン中、2週間または4週間に投与
ゾレア皮下注75mg/150mgシリンジによる治療を受けた場合の薬剤費(1ヵ月投与あたり)
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ゾレアの投与量換算表(1回投与量)

ゾレアの1回あたりの投与量並びに投与間隔は、初回投与前の血清中総IgE濃度および体重に基づき、下記の投与量換算表により設定されます。
注意:投与量換算表に該当しない患者さんへは、ゾレアの投与をすることはできません。

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投与量換算表では、本剤の臨床推奨用量である0.008mg/kg/[IU/mL]以上(2週間間隔皮下投与時)又は0.016mg/kg/[IU/mL]以上(4週間間隔皮下投与時)となるよう投与量が設定されている。

蕁麻疹

皮膚の一部が突然赤く腫れ上がり、しばらくすると消えてなくなる症状で、血液中にヒスタミンという物質が作られて、血管内の水分が外に滲み出て皮膚が腫れ上がります。しかしながら60-70%は原因が特定できないといわれています。

症状について

食物(そば、エビなど)薬剤、植物や昆虫(ハチ毒)、機械性じんましん:物理的にひっかいたところにじんましんができる、温まると出てくる、日光にあたると出てくる、入浴、運動、緊張など汗をかく刺激で出る、ストレスに伴うものなどです。皮膚に赤い膨らみができる、症状の場所が数時間から半日後には移動し、消失します。喘息のような喘鳴や腹痛、下痢など皮膚以外の症状を伴うこともある。放っておいても1日以内に改善するのがじんましんの特徴です。

検査・治療について

当院では、血液検査を行いアレルギーのもとを同定します。アレルギーが原因であれば原因を避けることが重要です。また症状緩和のためかゆみ止めである抗ヒスタミン薬が有効です。塗り薬などの外用薬は基本的には効果がありません。
重症例では免疫抑制薬(飲み薬)やステロイド薬を内服します。神経伝達物質のヒスタミンはアレルギー反応を引き起こす体内物質のひとつ本剤はヒスタミンの働きを抑える作用(抗ヒスタミン作用)をあらわします。
抗ヒスタミン作用に加え、ほかの作用によってもアレルギー反応を抑える薬剤もある。ハチ毒などアナフィラキシーの要素のあるものはアナフィラキシー補助治療剤 - アドレナリン自己注射薬エピペン®注射液を用います。またヒスタミン薬に効果がない場合はゾレア®(一般名:オマリズマブ)300mgを4週間ごとに投与します。自己負担3割のかたで約17,488円ほどです。

食物アレルギー

食物アレルギーは、食物が原因物質となるアレルギー疾患です。蕁麻疹、発赤などの皮膚症状を中心に、さまざまな症状をきたします。
腹痛などの消化器症状、喘息のような呼吸器症状が出るケースもあります。もっともリスクが高いのは、血圧が急激に低下(ショック症状)するアナフィラキシーショックです。また喉頭浮腫による気道閉塞、窒息のリスクにもなり得ます。じんましんや紅斑、浮腫が一番多い症状ですが、咳・喘息発作、嘔吐・腹痛・下痢(消化管アレルギー)などが見られることもあります。症状は、食べた直後から1時間後、遅くとも4時間以内にみられます。

検査・治療について

H29年即時型食物アレルギー全国モニタリング調査結果では、鶏卵(29.7%)、牛乳(22%)、小麦(10.6%)、木の実(8.2%)、落花生(5.1%)、果物類(4.0%)、甲殻類(2.9%)、そば(1.8%)、大豆類(1.6%)、魚類(1.4%)です。当院では丁寧な問診(食べた食品や量、症状の様子、食べてから症状出現までの時間など)、 診察及び血液検査によるIgE抗体の測定(本クリニックではView39)などを行い、原因となる抗原を突き止めます。

正しい診断に基づいて必要最低限の原因食物の除去が必要です。食べると症状が誘発される食物だけを除去、原因食物でも食べられる範囲の量を調べることも大切で食物負荷試験(OFC)で対応していく必要があります。完全除去して耐性克服できればいいですが、食物負荷試験が必要な場合は医療連携病院に紹介し、対応します。

管理治療としては、栄養食事指導(就学時に学校に提出する食物アレルギーの記載など、学校との連携)や自然経過で耐性克服できない場合は事前の負荷試験で症状が出る量を確認した後で継続的に経口摂取して耐性獲得する方法もあります。

ただこれらの試験以上に重要なことは、症状が起きた時には早期に受診する必要があるアレルギーの症状はさまざまです。特にアナフィラキシーを疑うような症状が出現した場合は、迅速に治療する必要があります。
症状が出現した場合には、速やかに抗ヒスタミン薬やステロイド注射、アナフィラキシー補助治療剤 - アドレナリン自己注射薬エピペン®注射液を用います。当院でも処方しています。重度の場合は医療連携病院や大学病院に紹介いたします。

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とがさきクリニック

048-948-1133 
専用駐車場4台・駐輪場あり

診療内容
内科、呼吸器内科、耳鼻咽喉科
医 師
野呂久公 野呂林太郎
住 所
〒341-0044 埼玉県三郷市戸ヶ崎2丁目38-2
最寄駅
  • 八潮駅もしくは松戸駅よりバス(松05)9分~13分 【神社前バス停】もしくは【戸ヶ崎二丁目入口バス停】下車1分
  • 金町駅よりバス(金61)20分
    【戸ヶ崎バス停】下車10分
  • 三郷中央駅もしくは金町駅よりバス(金02)13分~15分
    【戸ヶ崎三丁目商店街バス停】下車7分
受付時間 日/祝
午前 内科
呼吸器内科
9:00~11:30
※初診 ~11:00迄
※発熱外来・完全予約制・診療は11:30~
耳鼻咽喉科 9:00~10:30
午後 内科
呼吸器内科
15:00~17:30
※初診 ~17:00迄
※発熱外来・完全予約制・診療は17:30~
耳鼻咽喉科 15:00~16:30
  • 休診日:木曜日・土曜日午後・日曜日・祝日
  • 健診、がん検診、ワクチン接種は予約制です。
  • 新患の方は予約なしに随時拝見いたしますが、問診・検査の都合上、午前は11:00まで午後は17:00までに来院ください。
  • 再診の方はなるべく待ち時間の都合上電話予約ください。 診察時間の都合上、発熱外来以外の患者様は午前は11:30まで、午後は17:30までにクリニックにお越しください。
  • 耳鼻咽喉科(野呂久公院長)外来は当面火曜日(15:00~16:30)、金曜日(9:00~10:30)、土曜日(9:00~10:30)とさせて頂きます。また体調により急な休診がございます。ご迷惑をお掛け致しますがご理解の程お願いいたします。
  • 午前の発熱外来は、三郷市内学校健診、介護認定審査会、集団肺がん検診読影などにより、不定期に休診になることがございます。ご迷惑をお掛け致しますがご理解の程宜しくお願いいたします。

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